第一次世界大戦後のヨーロッパで流行した都市伝説を紹介しましょう。
戦争後は爪跡が残っており、食料なども少なく、市民は生きていくのにもやっとの苦しい毎日でした。
もちろん、どのお店にも食料はなく、厳しい生活を強いられていました。
しかし、そんな中で、郊外にある肉屋さんだけが、いつも店頭に豊富な品揃えの肉が並んでおり、毎日大盛況でした。
その肉屋さんで1番の人気はソーセージでした。
味も絶品でクセになる美味しさで、ソーセージ目当てに朝から長い行列ができるほどの人気です。
今日も開店1時間で、すべての商品が売れてしまいました。
なので、新しい肉を仕入れなくてはいけません。
店主は店仕舞いをすると、肉を仕入れに出掛けました。
出掛けた先は郊外の牧場とかではなく、町の広場でした。
そこには、戦争孤児がたくさんいました。
その中でも、一番肉付きの良い子供を見つけると、店主はこう言いました。
『坊や、いい仕事があるんだけど、ついてきてくれないか?』
この子供に限りませんが、子供は特に仕事もなく、生きていくのがやっとでした。
子供は少し考えて、『わかった』と頷き、店主についていくことにしました。
翌日………
今日も肉屋さんは大盛況です。
店主の威勢のいい声が響き渡りました。
『さぁ、いらっしゃい!
今日も新鮮でおいしい肉をたくさん仕入れてきましたよ!
オススメはこのソーセージだよ!
昨日仕入れた新鮮な子……小豚で作ったソーセージだよ!』
そうです。
店主はついてきた子供を殺してソーセージにしていたのです………